習い事ランキングでも上位に食い込むスイミング。
習い始めは簡単だけど、いつまで続けるかという事も悩ましい。
習い始める前に
「こんな事もあるよ」
という話を知っていればある程度の覚悟ができると思います。
スイミングを習うなら知っておきたい事を考えたいと思います。
わが子がスイミングに通いだして1年弱。
スイミングスクールに通わせて感じた事、実情、不思議に思った事などを書きたいと思います。
ちなみに子供の年齢は、4歳と6歳です。小学生以下のお子様をお持ちの方には、参考になると思います。
※習い始めの年齢によってはまた変わってくると思いますので、体験レッスンなどでよく話を聞いて判断してくださいね。
①驚き!1時間泳ぎっぱなしではない
感想:圧倒的に順番がくるまで待っている時間の方が長い。
1クラス15~20人います。
余りにも生徒が多い時には、先生が増員されて半分づつにわかれて練習します。
初級のコースでは、体操にはじまり、シャワー。
最初は、水慣れの為に”泳ぐ”というより”遊び”時間。
正直、お風呂の中でふざけているのと一緒です。
休憩はさんでひとりづつプールに入ります。自分の番は、10分もありません。
そこだけを考えると約8000円で週1回。とても高額な習い事です。
4歳の体力を考えればあまり無理できないのもわかりますが、親としては非常に物足りない。
スイミングとしては、水に慣れさせて楽しませる段階という見解。
正直、週末温水プールに親子で行った方が、上達するような気がしました。
しかし、私にはそんな指導力がない・・・通わせるしかありません。
半年通わせた時点で、自分の番でやっている事が水中ジャンプとけのびとてビート版で進む事でした。
すべて5メートルくらいの話です。
確かに、スイミングが楽しくなければ続かないし、まだ4歳の子供の集中力も大した事はないので仕方ないのかもしれません。
しかし、せっかくスイミングに通わせているのだから、泳ぎらしいこともやってほしい・・・と思ってしまいました。
毎月どんどん進級している娘は、半年でビート版でバタ足、息継ぎの練習といった具合です。
やはり、習い始める月齢にも理解力にも個人のポテンシャルにもよって進み具合が違うようです。
4泳法できるまでの道のりはとてつもなく長いです。
4歳の息子も進級すれば、泳ぐことが中心になってくるので、その時までの辛抱と思っています。
②4泳法できるまでは時間がかかる
感想:なんとなく、1年もあれば4泳法泳げるようになると思っていたら、大間違い!!!
4泳法とは、クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライです。
スイミングに通った”あかし”とでも言いますか、できれば4泳法をマスターしてほしいと思っています。
自分がスイミングに通った事がありませんが、小学校の選抜に選ばれるぐらい普通に泳げました。
(おそらく泳げる同級生があまりいなかっただけなんですけど・・・)
強化練習なるもので始めてバタフライをやりましたが、難しかった記憶があります。
見様見真似でやってみても上手にできているか不安だった事があります。
そのコンプレックスからか、バタフライが泳げたらかっこいいと思います。
スイミングを習わせる意義として、水難事故の防止に泳げた方がいいというのもありますが、水難事故にあった時バタフライする人はいないと思います。
たいてい、クロールか平泳ぎができれば何とかなりそうです。
でも、スイミング習ったのなら、バタフライまでぜひとも挑戦してほしいと思っています。
思い通り進級できない現実
もちろん規定の事ができるようにならないと進級はできません。
単純に考えて、入ったばかりの頃、平泳ぎができるようになるまでの期間を計算しました。
週1回で通うとすると、月1回の進級テスト・・・最低でも2年以上かかる計算です。
正直、ぞっとしました。
スイミングの運営側とすれば、お金を払ってもらいたいのでゆっくり進むカリキュラムになっているのだと思います。
習う側からすれば、もう少し詰め込んでほしいと思うところです。
できている子には、とてもスローすぎるカリキュラムだと思います。
個々の成長に合わせたカリキュラムにぜひともして欲しい。そういう場合は、個人レッスンになるんだと思います。
進級テストで、できなかった項目だけを重点的に次のレッスンではやったりしてほしいものです。
でも、そんな事はしません。同じ内容のレッスンをもう1カ月やるだけです。それが現実です。
個人レッスンではないので、他の子と同様の事を繰り返すだけ!
だからこそ、親が子供に意識させる必要がでてきます。
参考記事
③子供を早く進級させたいなら親の努力が必要
感想:理解力のない子供にスイミングを上達させるには”理解させる事”が必要。
我が家の子どもはまだ小さいので先生の言っている事が理解できているのか時々不安になります。
スイミングが終わった後は夕食を食べながら何の練習だったか内容を根掘り葉掘り聞いています。
6歳の子供は何を言われてどう直したとかポイントを自分なりに整理できているようですが、4歳の男の子はただ水遊びが楽しいといった様子。
何が悪くて何がいいのか、ちっとも理解していません。
そんなこんなで、6歳の娘はどんどん進級していくのに対して4歳の息子は、進級テストで何回も落ちています。
2~3カ月に一級ずつ進むというカメさん級のスピードです。
そのたびに、高いお金払って行っている事をネチネチもいいたくなりますが、ぐっとこらえています。
求められている事がわからなければ、受かりっこありません。
先生も時間で給料をもらっていて、選手コースでもないしそこまで熱がある方はいません。
特に初級コースは、子供が水を怖がらなく水慣れをすればOKぐらいにしか思ってないような気がします。
泳ぎ方を教えるより、秩序よく順番に水に入れ、名前を呼んでゴーグルや帽子のチェックをしながら水中ジャンプみたいな・・・・
あくまで、これから泳ぎ中心になる為の準備期間なのかもしれません。
初心者コースは、水慣れをすることが目的だから、焦ってはいけない
進級テスト終了後に、チェック項目一覧を頂けます。
そこには、できた事とできなかった事がチェックされています。
それをもとに親は、地道に子どもと反省会をしなければお金を捨てているようなものです。(極端ですが。)
子どもにテストのポイントを意識させた方がいいという事です。
プレッシャーを与えすぎるのはよくないので言い過ぎには注意が必要です。
スイミングの待ち時間、半数の方が家に帰って1時間後にまたお迎えにきます。
知り合いがいたりすると、おしゃべりして終わりなんて方もいるでしょう。
でも、私は練習内容を見ていてあげて、感想を子供に伝える事は大切だと思います。
子供は、覚える事も早いですが、忘れる事も早いです。
繰り返し、伝える事を惜しまない方がいいです。
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④待ち時間のママたちはうるさい
感想:ママの井戸端会議の場所提供はスイミング!?
これは、一番驚いた事なのですがスイミングに友達同士で入会する人たちが多いという事。
私はだれかと入会したわけではないので、とてもびっくりしました。
そのママたちが観覧席の長椅子を占領してレッスンが終わっても居続ける方がいる事。
お菓子を広げてパーティー気分です。
それがストレスになる人もいると思います・・・。
私も、知り合いが同じ時間に入会したので、会えば挨拶や話をします。
話をすること自体が、悪いことだとは思いません。
だけど、次のレッスンの方の時間になれば席を譲ったり邪魔にならない所に移動したりはします。
大人なのだからある程度のマナーは必要だと思います。
知り合いにスイミングで顔を合わせることは、情報交換の場になるし、楽しいですよね。
でも、一部のマナーの悪い方のせいで、待ち時間が苦痛に思っている方もいるかもしれません。
楽しさのあまり興奮して大声のママたちもいます。
一人で入会した人は、数のパワーに負けないで充実した待ち時間を過ごす工夫をしてみてくださいね。
スイミングの付き添いや見学が苦痛なあなたがとるべき対策
滝川です。 子どもがスイミングに習っていると、小さいうちは付き添ったり、レッスンを受けている間に見学しながら待っていなければなりません。 どんな時、苦痛を感じますか? 苦痛を感じるポイントを考えよう♪ ...
我が家の4歳の息子のように、水慣れ期間のうちは、しっかり見ていてあげた方が子供も安心します。
子供に助言もできるので、見学するのはおすすめです。
内容を把握できるような理解力がある子や年齢の高い場合は、一旦家に帰っても、読書しても、スマホをみていても充実した時間を過ごせるでしょう。
くれぐれも人の迷惑にならないようにしましょう。
⑤進級テストで不合格は、ザラ
問題点:なぜ不合格なのかが、いまいちわからない
ガラスごしの観覧席で見ていて思うのですが、できていると思っても、できていなかったりするものです。
息子は、お友達と一緒になると興奮してふざけているように思います。
観覧席にいても、とてもひやひやして見ています。
ふざけているから、テストに受からないのじゃないかと思うほどです。
だから、あえてお友達と日にちをづらす方もいます。
周りのお子さんを見ていても、進級テストで不合格の子はたくさんいます。
前回の進級テストではできていたところが、できていないという判定の場合もあります。
子供のモチベーションでも進度は、違うのかもしれません。
スイミングは、コーチに預けるしかありません。
不合格だった場合、理由があるはずです。
子供は、4歳の子供はなぜ落ちたかを理解してないので、もやもやします。
私の行っているスイミングスクールは、コーチと話しをする機会があまりありません。
だから、すれ違えば話しかけるようにしています。
すると、水慣れの時期というのは、泳ぐのに大事な基礎をみにつける時期でもあるというのです。
力まず浮く方法だったり、きれいなけのびの仕方だったり。
だからしっかりとしたフォームで泳ぐためにも最初が肝心なのですって事でした。
進級できなくても、きちんと基礎ができた方がいいという事です。
ちゃんとお任せしている以上、不安でもコーチを信じて少しでも子供が上達する助けになればと思っています。
お金を払っているのですから、親にコーチから説明があるといいなと思いました。
まとめ
今日は、私の子供がスイミングを習わせた、感想や驚いたことなどを中心にまとめました。
そんなの知っているわという方も多いかもしれません。
でも実際スクールによっても違いますし、すべてが当てはまらないかもしれません。
今は水中ジャンプでも進級していけば、足のつかないプールで泳ぐことになります。
今のうちにしっかりと基礎をつけて、安全なプールライフを送りましょう。
進級できなかったりと親の辛抱はもう少し続きます。
こんな事を書いてもスイミングで水遊びをしている子供は楽しそうでとても微笑ましいです。
スイミングに入る際の親の心構えができていなかった部分を反省しつつ、これからスイミングに入る人に少しでも役立てばいいなと思っています。