最近とても暑いので、室内のところを探して富岡市にある群馬県立自然史博物館に行ってきました。
子供ができてから2度目の訪問。
一度目は惨敗でした。子供が飽きてしまいまだ早かったかぁとがっかりしたものです。(5歳3歳後半)
しかし、今回はゆっくり見る事ができたのでとても楽しかったです。
世界遺産に登録された富岡製紙工場や最近TVでも話題のこんにゃくパークとセットで行かれてもいいと思います。
室内なので雨の日でも真夏でもOKなのが、うれしいところ。
ここは、恐竜やその他のカマラサウルスの実物骨格や実物大のティランノサウルスの動く模型がみられます。
動植物・昆虫・鉱物の標本が見れます。
メスのカマラサウルスの骨格は、とても貴重で真の目玉だそうです。そのひとつがこの博物館でみれると説明を受けました。
博物館は、5つのコーナーに分かれています。
- 地球の時代
- 群馬の自然と環境
- ダーウィンの部屋
- 自然界におけるヒト
- かけがえのない地球
夏場、涼しい館内で博物館を楽しんでみてはいかがでしょうか?
わが家的・今回よかった事
繭を作る虫が見れた
期間限定だと思います、カイコの飼育をしていました。カイコの成長の流れを実際に見られました。百聞は一見にしかず。繭を作るのはこんな虫という所から始まり、知識がつながったようです。
恐竜の見分け方を教えてもらえた
足が下に伸びているか違うのかでわかるそうです。
後で確認したら、恐竜の図鑑にもその分類で確かに書いてあります。私も知らなかった~。読書感想文のために読んだ課題図書の理解が深まった
2016年 低学年の課題図書のひとつ。「みずたまのたび」
この本は、とっても絵がかわいいという動機で娘が手にとりました。大好きな黒猫の表紙。
みずたまが変化しながら旅をしていろいろなものに出会う物語ですが、水の循環をさりげなく教えようとしている本です。
時には、みずたまが水蒸気や雨になり・・・・というようなストーリ。
どこがよかったかというと博物館の「かけがえのに地球のコーナー」があって、水と緑に包まれた美しい地球を守るためにできる事を考えさせられました。
小学校1年生にもゲーム感覚で学べたと思います。
今年は水不足でニュースでも群馬のダムの映像が流れ、節水を呼び掛けています。今年にぴったりの課題図書だと思いました。
でも水遊びも楽しいお年頃。水の無駄遣いはいけない事とうい事はわかっていると思いますが、どう生活レベルに落とし込むか楽しみです。
河岸段丘の理解が深まった
ブラタモリでも以前紹介されていたタモリさんが大好きという河岸段丘の作られ方がわかりました。
現在放送中の大河ドラマ「真田丸」でも沼田はとても大切な土地でした。それは、そこが河岸段丘だからでした。
そんな、群馬の自然の歴史もわかりました。
余談1
ちなみに私は、キャンプで水の大切さを覚えました。
小学生の頃、今でいうオートキャンプ場のようなところではないトイレも水道もないような所でのキャンプです。タンクを持って山道を水を汲みに行った事今でも忘れません。
とても重たくて、腕がちぎれそうになりました。初めて水道のありがたさ、水の大切さを学びました。
まとめ
大人になって博物館ってとても面白いです。また、子供と行くと今興味があるものが成長とともに変わるので面白いです。
制服を着た解説員の方の話もとってもわかりやすくて理解が深まります。わからない事があると丁寧に言葉を選んで説明してくれるのでとてもありがたいです。
親がわからなくてもOKです。(笑)
群馬県富岡市に行く際には、ちょっと寄ってみてはいかがですか?
富岡ICや下仁田ICから15分という立地です。それでは、ちょっと詳しく・・・
住所 | 群馬県富岡市上黒岩1674-1 |
TEL | 0274-60-1200 |
営業時間 | 9:30~17:00 【入館16:30まで】 |
料金:大人 | 510円 |
料金:高校・大学 | 300円 |
料金:中学生以下 | 無料 |
こんなのも始まるそうです。T.rex
世界で初めて全身復元されたT.rexAMNH5027標本 全身骨格が見れたり
北関東初の
- 世界的に稀な亜成体のT.rex”ジェーン”の全身骨格
- 7300万年前の北米にいたTyrannosaurid”テラトフォネウス”全身骨格
さらに会場では中生代の「香り」を再現しているそうですよ~
電話予約必須のワークショップも開かれるようなので、恐竜が好きな方は、チェックしてみてください。