こんにちは、滝川です。
突然ですが、火曜ドラマ「カルテット」見てますか?
第6話を見て夫婦について色々考えてたら、
「やばっ!!(;'∀')」
9年目の入籍記念日をすっかり忘れていた事に気づきました・・・。
まあ、旦那も忘れていると思うのでお互い様ですが・・・。
夫婦なんて、こんなもんか・・・。
記念日を思い出させてくれたカルテットについて、今日は書きます。
そもそも、カルテットとは?
TBSで夜10時からやっているドラマです。
脚本が坂本裕二さんで、松たか子と満島ひかり、高橋一生、松田龍平と映画のような共演者が織りなす
大人のラブストーリー?サスペンス?ヒューマンドラマ?のような”ほろ苦い感じ”のドラマです。
私は、じわじわ癖になってきてしまっています。
逃げ恥のようにキャッチーでムズキュンというようなドラマではありません。
じわじわくる、言葉が使いが面白いです。4人の会話のリズム感が好きです。
一言で言うとめんどくさい人の集まりなんです。
現実世界で会ったことがないような変な4人に、完全に惚れてます。
何度も見たくなるような種類のドラマですね。
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第六話は、巻さん夫婦のなれそめと、くどかん演じる巻幹生の失踪秘話
そう、カルテットの第6話は、巻さん夫婦の出会いから、夫:幹生の失踪の秘話が語られたのです。
松たか子演じる、巻真紀(まきまき)と宮藤官九郎(以下クドカン)演じる、巻幹生(まきみきお)の気持ちの変化が詳細に明らかになりました。
第一話の4人の会話で、”から揚げにレモンをかけるか、かけないのか論”のくだりも明らかになりましたね。
でも、第六話では私が好きな4人の会話やリズム感はなかったです。
その変わり、一気にサスペンス感がでてきてドラマとしてもターニングポイントとなる話でした。
違うドラマのようで、気持ちの描写や演技がすごいっ!すごくおすすめな第六話でした。
巻さん夫婦に学ぶ、結婚後の気持ちの変化
私が印象的だったのは、
「結婚前は、ミステリアスで魅力的に思えたのに、生活したら普通だってことがわかった」ってとこ。
クドカン(夫)のセリフだったんだけど
結婚前のイメージと少なからずどの夫婦も変化していく、うちもそうでした。
どの夫婦だって、結婚前に同棲でもしない限り、生活の仕方や価値観も全然違う。それを知らないで結婚したらズレが必ず起こります。
大切な本を、”鍋敷き”変わりに使われちゃって、無言・・・みたいなところも、結婚生活あるあるでした~。
私にとっては大事でも、相手にとったらただの本。
完全に価値観の違いです。
ズレの違いをどこまで許せて、どこから許せないのかって、地道に共有していくしかないと思うんです。
そういう共有ができないと、どんどんストレスたまって、カルテットでは、最後に失踪って形になっちゃったんですけど、
結婚生活って、今まで別々の暮らしをしてきた人が、一緒に住むんだから、価値観の違いって当たり前ですよね。
でも、結婚前ってそういう事を「好き」って気持ちで、何でもつつみ隠して許そう・受け入れようとします。
遠慮して、本当の気持ちを伝える努力もしないで、勝手にストレスを溜め込んでいきます。
私も、よくやってしまうんだけど、本当に悪循環。それを結婚後に、じわじわと、ストレスをため込んで爆発する(カルテットでは、失踪でした。)・・・・。
すれ違いを解消する為にできることって、客観的に見ればわかっても、当事者たちは何が悪かったのかなんて、その時はわからないです。
だから、価値観の違いで、別れたり離婚する人たちがたくさんいるわけです。
解決策がわかっていれば回避できる離婚だって、たくさんあるはずです。でも、できない。
言いたいことだって、全部言っていたら関係がぎくしゃくすることだってあります。
それを、巻嫁は、言いたい事言えるだけで”家族ができた”と喜びました。
相手のために、その日あった面白い話(TV)を巻夫に話すのですが、
一方、巻夫は、巻嫁のことを世間が狭いと、なかば見下しながら、しかたなくTVの話を聞いてあげるのです。
結婚生活に違和感を感じていって、ある日「愛しているけど、好きじゃない」と同僚に言ってしまったことを、巻嫁に聞かれて焦るという最悪な展開。
キチンと向き合おうとしたが、できなくて失踪する。
そう、誰にでも起こりうる、すれ違いです。
松たか子の、向き合おうとする時の気丈に振る舞う演技が本当にすごいんです。強がってるよ、でも大丈夫だよ。って表情からわかるんです。
巻夫婦は、気持ちの大きさがいつしか逆転してしまっていました。気持ちの変化って、夫婦生活の中では絶対あると思んです。
うち、冒頭でも触れましたが、おととい入籍して9年目の記念日でした。
9年一緒にいると、本当に色々な気持ちがいったりきたりしました。
私の方が好きだなぁ~って、ちょっと敗北感を感じつつ口に出す時もあるし、
何も言えない時もありました。
本当に顔も見たくないほど、口もききたくないほどの日もあれば、くっついていたい時もあったり。
本当、いろいろ。
どうにか、こうにかうまくやっていきたいとは思うけど、自分の力だけではどうにもならないこともありました。
子どももできて、結婚して、引越しも何度かして、仕事も変えて、環境もすっかり変わったけど、
変わらないことは、9年間一緒に夫婦をやっていること。
たったそれだけです。
結婚記念日だって、最初の頃はケーキ買ってきてくれてたり、ワイン買ってきてくれたりしたな~と懐かしくなりました。
9年目の今では、夫婦そろって忘れてます。
変わらないことがひとつだけでも、あってよかったです。
それが、我が家の”芯”だと思うのです。
ブロガーさんの記事やリアルな友達に聞くと、結婚記念日にプレゼントもらった~とか、旅行に連れてってもらった~とか、指輪もらった~とか、本当にうらやましいです。
めちゃくちゃ、うらやましいけど・・・・
でも、うちはうち。
カルテットでもそうだけど、無理すると疲れちゃいますからね。
無理じゃない程度に、これからも愛と思いやりをもって旦那に接していきたいと思います。
来年は、スイート10ダイヤモンドが、私のところにもきますように・・・!(冗談)
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第6話は、人の心の移り変わりの描写が最高によかったです。
要は、男と女の結婚観の違いから、その後の気持ちの描写ををわかりやすく表現していました。誰でも共感できそうです。
だから時には、巻嫁に共感して、時には巻夫に共感したりしながらジェットコースターのようにあっという間に見れました。
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