こんにちは、滝川です。
最近、ママ友からブロッコリーをよくおすそ分けして頂いています。
新鮮なお野菜っておいしいですよね。スーパーのブロッコリーにはそれほど食いつかない子どもたちですが、その新鮮で、とれたてのおいしいブロッコリーは、山盛り食べていました。
農家って大変だろうけど、とてもうらやましいです。単純に、野菜不足にもならないだろうし、たくさんの野菜が食べれるって贅沢なことだと思うんです。
スーパーのお野菜高いですよね・・・。
そして、野菜不足なのか、ちゃんと知らないから不安になると思った私は、調べてみました。
野菜不足を心配するなら野菜を必要な量を把握することも大事だと思いました。
子どもたちが野菜不足だったとしたら、親の責任です。そこは、ちゃんとしたいと思ったのです。
日本の野菜消費量は、年々減少
ご存知でしたか?日本の野菜消費量は、年々減少しているというのです。
その変わり、牛乳及び乳製品や肉類の消費が増えています。スーパーでも大きいサイズのお肉のパックが当たり前となってきています。
カルシウムは、野菜からもとれる
カルシウムは、野菜からもとれます。グラフでもそうですが、牛乳及び乳製品からカルシウムをとるのもいいのですが、乳製品ってカロリーが高いです。
野菜は、他の品目と比較しても豊富な栄養素が含まれています。ビタミン、ミネラル、食物繊維などが摂れる重要なものなのです。
だから、野菜を食べるってとても大切なことなんです。
子どもが野菜不足になるとどうなる?
野菜の必要量を把握しよう
成人の1日当たりの野菜接種目標量は、350gです。
内訳は、緑黄色野菜で120g その他の野菜で230g
目標摂取量の350gというのは、生野菜サラダ4人前くらいの量です。
1人で4人前を食べるのはさすがにキツイですよね。
レタス半玉(300g)とミニトマト3つ(50g)で約350gになりました。
じゃあ、こどもの1日に必要な野菜の摂取量ですが、
1~2歳の子どもは、1日210g(緑黄色野菜90g その他の野菜120g)
3~8歳の子どもは、1日240g(緑黄色野菜90g その他の野菜150g)
9~11歳までの子どもは、1日290g(緑黄色野菜90g その他の野菜150g)
このデータは、、「健康日本21」に示されている350gの根拠となる「第6次日本人の栄養所要量の活用編」を見ました。
けっこう多いですよね。
なかなか乳幼児が食べるには、多い量となっています。
緑黄色野菜って、見た目も濃い色の野菜が多くカロテンを多く含んでいます。
代表的な緑黄色野菜
アスパラ・インゲン・さやえんどう・オクラ・かぼちゃ・サラダ菜・シソ・春菊・トマト・ニラ・ニンジン・万能ネギ(青い部分)・パプリカ・ブロッコリー・ほうれん草・みつば・モロヘイヤ・ピーマン・カイワレ大根
たぶん、これを120gをクリアするって毎日だと食費もかかりそうです。
でも、それよりも”その他の野菜”、つまり淡色野菜は、230gと多い。
淡色野菜は、緑黄色野菜に比べて栄養価は低くても食物繊維を多く接種できる、たくさん食べやすいというメリットがあります。
代表的な淡色野菜
たまねぎ・キャベツ・かぶ・白菜・大根・レンコン・レタス・セロリ・ネギの白い部分
ちなみにジャガイモ・サツマイモ・さといも・山芋などは、緑黄色野菜でも淡色野菜でもなく、イモ類となるそうです。
私のイメージだと、緑黄色野菜の方がお高いイメージですね。
しかし、だいたいの人は、目標量に到達できていないという統計でした。
実際に、78%のママが野菜不足を感じているというデーターもありました。
大人は、何でも食べられるけれど、子どもは、えぐみや苦みがある野菜は苦手ですよね。
私も子どもの頃は、ほうれん草は食べれなくはないけど、食べなくてもいい物でした。
でも栄養あるし、食べさせたい!あとは、親の工夫のみです♪
野菜不足になるとこどもはどうなる?
代謝力の低下
エネルギーの源となるごはんやパン、お肉、魚などしっかり食べるのはもちろんですが、それらを代謝するためには、ビタミンやミネラルを含む様々な野菜の力が必要となります。
免疫力の低下
野菜に含まれるビタミンやミネラルには、からだの調子を整えて、免疫力をアップさせる働きがあります。
排出力の低下
野菜に含まれる食物繊維は、体内の余分なものを掃除して排出する力があります。
集中力の低下
野菜に含まれるビタミンやミネラルは、身体の成長はもちろん、心の成長にも不可欠です。不足するとイライラしがちになったり集中力が続かない原因になったりします。
だから、子どもの健康を考える上では、野菜を好き嫌いしないでしっかり食べることは重要なのです。
野菜不足の解消方法
- 家庭の食事で野菜料理や使用する量を増やす
- 市販の野菜ジュースを飲む
- カット野菜をもっと利用する
- 中食や外食時には、野菜の多いものを選ぶ
- 青汁を飲む
野菜ジュースは、色々言われますが、補助的な意味ではいいと思います。
野菜も煮物だとたくさん食べれる傾向にあります。生野菜だとびっくりする量でも、煮るとかさも減ってハードルもさがります。かぼちゃの煮つけは子どもも好きですし、いいですね。
冬場は、鍋でたっぷり野菜をたべて欲しいところです。
しかし、なかなか食べないので、苦労するわけです。
青汁は、最近こども用の飲みやすいタイプもでています。味も格段にアップしていますし、自然由来なので副作用も少ないので活用してみてもいいです。
美味しさと栄養バランスを追求!【こどもフルーツ青汁】 なんて、商品もあります。実際にうちの子どもは飲めました。
青汁の注意点としては、青汁ではどうしてもとれない種類の野菜があります。また、たくさんの栄養を含んでいるものですから、ジュースのようにガブ飲みしたりするとお腹を壊したりしてしまう事もあるので、規定量は守りましょう。
家庭でできる簡単野菜不足解消法!具だくさんスープ!
たくさんの野菜を食べさせたいなら、味噌汁やミネストローネがおすすめです。
わが家も必ず汁物にはたくさんの野菜を投入します!
これで、ある程度野菜不足から解消されていると思います。
アメリカの事例
アメリカでは、民間と行政が一体となって野菜接種量が増えているそうです。
「毎日5サービング(料理の単位)以上の野菜と果実を食べよう」と呼びかける運動があって、それを成功した事やカット野菜の鮮度を保つ技術ができたり様々な理由で、90年代中頃以降、日本よりも1人あたりの野菜消費量が多いのです。
サービングの考え方
例えば、副菜(野菜、きのこ、いも、海鮮料理)ですると
1つ分(1サービング約70グラム)
野菜サラダ、きゅうりとわかめの酢の物、具沢山味噌汁、ホウレンソウのおひたし、ひじきの煮物、煮豆、きのこのソテー
2つ分(1サービング約70グラム)
野菜の煮物、野菜炒め、いもの煮っ転がし
日本は、食事が欧米化して野菜は、減り、肉の消費量などが増えています。しかし、今本当の意味で欧米化するのであれば、もっと積極的に野菜をとるべきなのです。
まとめ
野菜不足かそうでないかをただ不安がっているよりは、ちゃんとデータを見て把握できたので、よかったと思っています。野菜の摂取量は、ぶっちゃけ、足りてる日も足りてない日もありました。
だからこそ、健康補助食品があるのかと思いました。まずは、しっかり食事で野菜をとれるように日々の献立にいかしたいと思います。
食事は、親がこどもに贈れる最高のプレゼントだと思います。
健康に暮らしていくために、野菜をたくさん食べて元気に育ってほしいと思います。