我が家では、最近、意識的に外食の数を減らそうとしています。
もちろんお財布にも優しいし何より、良いものが家の方が食べられる。
バランスも良く食べられるのがメリットだと思います。
そして、家族とゆっくり食事ができることってとても貴重だと感じるのです。
家族そろって食事ができる貴重な時期は、今だけと思うと、より幸福感が増すから不思議なものです。
今までの我が家の外食スタイル
結婚してから、
「仕事で疲れて、作るのめんどくさいから外で食べよう」
妊娠してからも
「気分転換に外食に行きたい~」
子どもができてからも
「たまにの休日だし外に遊びに行こう」
どちらかというと、休日に自宅でじっとしているのが嫌なタイプで常におでかけしていたい性分です。
旦那もおでかけが好きなので、食事もその延長で出かけ先で食べるスタイルが多かったのです。
と外食産業に貢献しっぱなしの我が家でしたが、そんな我が家に変化が訪れました。
「あれっ!?自宅でゆっくりする時間を作る方が気持ちが豊かもしれない・・・」
と気づいたのです。
家族だけでゆっくり会話する食事がかけがえのない時間な気がして幸せを感じれるのです。
なぜ、自宅での食事に幸せを感じたか?それは、居心地
私が思うに、仕事で疲れて食事を作りたくない!!っていう気持ちが先行しすぎて、食事を楽していなかったのが原因です。
育児に仕事に忙しすぎて疲れていたのもありました。
時間を楽しむ余裕がなかったのかもしれません。
外食に行っても、子ども優先で、おしゃれなところというよりは、ファミレスに近いところやフードコードなどがどうしても多くなっていました。
子どもがいても気兼ねすることなく、食事ができるメリットの方が大きいと思っていたのです。
だけど、空間を楽しんだり、居心地を楽しんだりする独身の頃していたような食事の方がずっと楽しかったと思い出したのです。
そんな良い思い出があるから、外食すると幸せになれるという方程式のようなものが私のはあったのかもしれません。
でも現実は、子どもができてからは、外食した方が疲れることもしばしば。
特に子どもがまだ2~3歳の頃でしょうか。
お腹すいて、訳がわからなくなって泣いたりされればお店を出たり、動きまわらないように抱っこしたり色々と・・・。
大きくなってからは、一人前を食べるようになってきて、外食費もだるま式に大きくなって、お財布が痛いですしね。
キャンプが教えてくれた幸せ
やったことがある人ならわかると思いますが、キャンプって、何もかも結構めんどうくさいんですよ。
すべて自分たちで環境を整えて、生活するわけですからね。
いちいち、テントはって、寝床を作って、キッチン道具出してなんて・・・・。
服も汚れるし、荷物も多いし、週末に何でわざわざ疲れに行くの?なんて心無いことを言われたりもします。
だけど、空間を楽しんで、居心地を楽しんで、作って食べる幸せを私たち夫婦に教えてくれました。
大自然。
つながり。
ランタンの明かり。
静けさ。
焚き火の炎のゆらめき。
虫の声。
ゆっくり、家族だけで食事する幸せ。
家族との楽しいおしゃべり。
料理を作る楽しさ・・・。
我が家は、人が多いキャンプ場よりも静かなところが好き。
そんな落ち着ける空間が好きなのです。
お金にも体にも優しいお家での食事のすすめ
キャンプで居心地のいい空間での食事を思い出した私たち夫婦。
自宅での食事も、思いのほかとても居心地のいいものと気づきました。
たくさんのお肉や旬の魚、そして野菜や果物。
おいしい、あたたかいごはん。
子どもの笑い声。
会話。
外食だとせわしなくお腹を満たすだけの行為が、家でゆっくり食べることによって極上の時間に変わることを経験してしまったのです。
食事をすることで、
「あぁ~幸せだなぁ」
って思えるのです。
作ることに抵抗感が薄れました。
居心地のいい我が家で、ゆっくりごはんすることの幸せにやっと気づけたのです。
欧米でブームになっている「ヒュッゲ」という言葉。
今の私にならとてもしっくりくる言葉です。
ヒュッゲとは、デンマーク語で「居心地のいい時間や空間のこと」です。
デンマークと言えば、幸福度が高い国なのですが、私の実体験から言ってもこのヒュッゲを意識して生活することは、もしかしたらあなたの幸福度をあげるヒントかもしれません。