日常のあれこれ

テンションの高かった自分がローテンションになったから気づいたこと

最近、テンションの高すぎる人に構えるようになりました。

どちらかというと昔の私は、テンションが高い方だったのでした。

前向き、元気、やる気満々、きびきびしている、そんな言葉がぴったりだったと思うのですが、最近は、ローテンションぎみなのです。

今の状況は?というと、

前向き?まぁまぁ。

元気?普通。

やる気満々?そうでもない。

きびきびしている?いや、のんびりしている。

人って環境でここまで変われるのか!と思うくらい、私は変わったのです。

 

時間の流れに身を任せている部分もあります。

友達には、人生に疲れていると笑われたりもします。

でも、今の私の自然体はローテンションなのです。

 

前は、テンションが高くてウザいと思われたこともあったと思います。実際に、めんどくさいと思われたりもした事もありました。そう友達が言っていたと聞いた時は、ショックでした。でも、何事にもやる気まんまんだし、失敗を恐れない。何をやるにも”楽しい!”という感情が先行していました。そんな自分が好きでした。

そして、それが当時の私の自然体でした。

今はというと、テンションが高い人を見ると以前の自分を見ているようです。

でも、楽しそうだなぁ~と、うらやましくも思います。だけど自分は、今のローテンションの自分も好きです。

テンションの高い人の気持ちもテンションの低い人の気持ちもわかるようになってきた30代です。ですから、現在ローテンションの私がハイテンションについて少し語ろうと思います。

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テンションの高い人が一番傷つくこと

テンションが高い人って、無意識に自己防衛本能が働いて明るくしている人もいます。感受性が強くとても繊細でガラスのハートの持ち主かもしれません。

負けず嫌いの人も多いと思います。

だから、ローテンションの人にドン引きされると、とても傷つきます。

ちなみに、その空気感がわかるだけの感受性が私にはありました。だからニコニコ笑顔で対応しても傷つくこともありました。

そうするしかできなかった当時の自分もいます。痛い人だったのかもしれません。

 

20代でいえば、営業として男社会で生き抜く術が、ハイテンションだったのかもしれません。

断られても、めげない。

ノルマ以上のことはやる。

負けない。

そんな片意地をはっていた時期でもありました。それでも、結果が出ていたので自分に酔っていました。どんなに、仕事で遅くなっても苦ではありませんでした。

基本仕事することが好きでした。ハイテンションに駆け抜けた20代でした。

 

そんな私をかわいがってくれる上司がいて、同僚がいました。ハイテンションの集まりだったのかもしれません。目標達成のためにどうしたらいいのか、本気で毎日毎日動いて、考えていました。

だから、結果もおのずとついてきます。

社畜だなんて、これっぽっちも感じませんでした。

目標に猪突猛進です。

ローテンションになった理由

そんな、仕事づけの20代から、30代になってローテンションに変化していきました。理由は、正直わかりません。

何ででしょう。

仕事で人づきあいは、今まで通りしていますし、特に変わったと特筆するならば、一人の時間が心地いいということでしょうか。

今は、ガーデニングをしたり本を読んだり自分の時間が大切に思えるのです。若い頃は、自分が花を愛でるなんて想像は一ミリもしていませんでした。

だけど、毎日、日々成長していく植物をとても愛おしく思っています。

そんな私になる経緯は、産休からです。

社会から離されました。

当時は、社会から切り離された孤独感に悩まされました。旦那は、自分の世界が忙しくてそんな私に優しい言葉をかけるでもなく、本当に寂しい思いをしました。

旦那からすれば「大人なんだから、自分でなんとかしろ!」って感じだったのかもしれません。まさか、自分がめんどくさい女になるなんて、思ってもいませんでした。

でも、頼りたかったし、甘えたかったのです。

子どもとマンツーマンで、慣れない子育て、それに転勤が重なって、義理の親との同居。本当に孤独、ストレスをひとりで抱え込みました。

助けてくれない旦那にも不信感を抱きました。

今思えば、旦那の親にもっと甘えればよかったのかもしれません。でも、自分の殻に閉じこもるしかできませんでした。

旦那にも優しくできない悪循環。

 

このままでは、自分が壊れるとまで思いました。だから、旦那にも相談して環境を変えました。相談ではなかったかもしれません。

報告でした。「こうする。」と言っただけかもしれません。

 

そこまで、追い詰められていたのかもしれません。

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それからは、仕事も復帰したりと順調だったのですが、色々な経験をする中で無理をすることをしなくなりました。

自然体でいる方が心地いい。無理をしない方がココロが正常でいられるのです。

そう思うようになったのです。

SNSを辞める人と同じ気持ちとだったのかもしれません。

周りに惑わされない。それが、心の平穏を保つ秘訣という心理と一緒だと思っています。

 

でも、ローテンションの今でも明るく・前向きに過ごすことができています。

それは、そんな私でも一緒にいてくれる家族や友人のおかげだと思っています。

ハイテンションの人との付き合い方

仕事していると、超ハイテンションの人と付き合わなければならないし、そのオーラに圧倒されて疲れたりもするけれど、その人にとったらそういう時期なんだとちょっと上から目線で受け入れていこうと思っています。

 

上から目線って見下していると同じだとも思うので、そのうち、自然に受け入れられる日がくると思います。そうなりたいです。

テンションが合わなくてもその人が嫌いなわけではありません。

ただ、疲れるんです。

人に合わせないという術を身に付けるしかありません。

人になんと思われようが、人に合わせないってすごい才能だと思います。

ハイテンションの人に合わせる必要はありません。

合わせようと思うから疲れるのです。

 

最後に

私は、人に合わせないという浮世離れした感覚が欲しいと思っています。

人に合わせることは疲れます。

今の私の理想は、人に合わせないけれど、バランス感覚のもった人間になりたいです。

最後に、テンションが高くても低くても友達でいてくれる友人に感謝しています。ありのままの私を受け入れてくれて、本当に感謝しています。ありがとう。

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