昨日、フジテレビ系の情報バライティー「フルタチさん」での一コマを紹介します。。
色々な世間での間違った噂を専門家が回答する番組構成だったのですが
古館一郎さんがメインMCをやっています。
正直、古館さんがすべらない話にゲストで出ていた時は、空回り感が半端なくて見ていて視聴者である私が引いてしまいましたが、
今回の番組の場合は、共演者が突っ込めずにいるような感じで最近まれに見る、知識と俊敏なトークは見ていてかなり引き込まれてしまいました。
面白かったです。
そこで、私はアレルギー性鼻炎のためによく耳鼻科に行っているのですが、私の担当医に言われた事と同じ内容の話があったので、
備忘録かねてご紹介します。
耳かき(耳掃除)はやらなくてもいい説
耳かきをしなくていいと言われたのがちょうど3年くらい前の事。
いつもの鼻炎が悪化して、そのうち中耳炎になった私は、耳鼻科に通っていました。先生に耳掃除は基本しなくてもいいという話をされました。
その時、一緒に子供もかかっていたのですが、同じ事を言われました。赤ちゃん用の綿棒が売っていますが、まどわされずに、赤ちゃんも耳の中は掃除しなくてもいいとの事でした。
それは、外耳道が外側に向かって毛が生えているのに、耳かきをすると外耳道が傷ついたり毛の向きが逆さまになってしまうからだそうです。
耳くそが外に飛び出している状態でもない限りやらなくてもいいとの事なのです。
耳掃除をするのは、本当に気になる時ややっても月一かな~と言われたのです。
耳かき、しなくて本当にいいの?
と思いました。昨日の番組でも、ゲストの反応は
- でも耳かきしたいよね~
- (耳掃除しないのなんて)気持ち悪い気がする~
- え~本当!?
のような否定的のニュアンスの反応でした。
それだけ、日本人にとって耳かき(耳掃除)文化は根づいているのですが、耳垢は、自然に外に落ちるそうなのです。
寝返りをうったり、ごはんの時など顎を動かすと耳垢は徐々に移動して外に落ちるというから驚きではありませんか。外側に移動した時には、老廃物や雑菌などと一緒に外に出ていくそうです。
その時の助けになるのが、外耳道の毛なのです。耳かきをしなければ外向きに保たれるそうです。
そうして、耳の中がキレイに保たれるのです。
だから、今まで耳掃除してキレイにしてたつもりが、耳の垢を内側に押し込んでいただけだったかもしれないのです。
そうすると耳の中を耳垢が塞ぐ、「耳垢栓塞」という状態になる事もあります。
予防策としては、できるだけいじらない事が大切だそうです。
つまり、耳かきをする事は、人間が本来もっている自浄機能の邪魔をしていたんだという事がわかると思います。
アメリカでは、綿棒の耳への使用は禁止されているそうです。
綿棒のパッケージにDON’Tと記載されています。
ただ、耳に汁みたいなもの(みみだれ)が出てたり、いつもと様子が違う場合は、耳鼻科に来てねという内容でした。
ご自身で判断がつかない場合は、病院で見てもらいましょう。
ただ、TVでは紹介がありませんでしたが、私の通っている耳鼻科では湿っているタイプ耳垢の人はたまに掃除をした方がいいですという事もおっしゃっていました。
色々なタイプの方がいらっしゃると思うので、念のために。
耳垢のできる場所
外耳道の外側の軟骨のところに多くできるそうです。入口から1センチ~1.5センチのところだそうです。
外耳道の皮膚は薄いので、綿棒ですら傷つける可能性があるという事です。
かゆみやつまった感じがある場合は、耳鼻科に行った方がいいようです。
じゃあ、何で耳かきが気持ちいいの?その理由は?
耳の中には、脳に気持ちいいと伝達する迷走神経があるそうなのです。
性感帯とよばれるものと同じだそうです。
だから、耳掃除って気持ちいのです。だから、耳かきを毎日やる人が多いのも納得です。
でも、耳かきをやりすぎるとトラブルも多くなる事がわかりましたので、ご注意くださいね。
まとめ:耳かきをほとんどしなくなった結果
耳鼻科の先生に耳かきはやらなくても大丈夫といわれてから数年たちますが、不都合は驚くほどありません。
人間の体は、本当に不思議です。
毎日やっている人などがいれば、参考にしてみて下さい。
耳かきの時短成立です。