習い事を検討しているといくつか比較検討したくなるのが人間ってものです。
例えば、私の知り合いには、ピアノ教室を12か所も体験レッスンに行った強者もいます。
私はたぶん、3か所も行けば疲れてしまいます。
そんな話はさておき、今日は上手な断り方の4パターンを紹介します。
体験レッスンや学習を終えると熱心なお教室やスクールから
「その後いかがでしょうか!?」と連絡がくるものです。
営業色が強い所であれば「いつまでにお返事をください。」と体験の際に言われる事でしょう。
「NOと言えない日本人」という言葉が一世を風靡したぐらい日本人はとても断るのが苦手な人種でもあります。
でも、案外先生や講師の方は、断り慣れているものです。
私も営業職を5年以上経験しましたので、断られて当たり前というスタンスでいかに断られないように提案するかを常に考えてきました。
先生や講師、受付の方は、一般の方が思うよりも断られなれているものです。
安心して正直に体験レッスンや体験学習のお礼をしてお断りしましょう。
ここで言っておきたいのですが、あくまでも無料でレッスンや学習をしたのは仕事とはいえ時間をさいて下さっています。厚く御礼するのは、最低限のマナーです。
それでは、断り方を4つのパターンでご紹介します。例文もあわせて紹介します。
断り方1 他社に決定型
正直に他社に決めた旨を話すパターンです。
例: 「申し訳ございませんが、検討した結果他社に決めました。お世話になりました。」
とくに、社名やお教室の名前は言わなくてもいいでしょう。聞かれたら言うぐらいのスタンスで構えていてかまいません。
断り方2 正直型
同じく、正直に理由をぶつけるパターンです。
例: 「子供が他を気に入ったので・・・」
例: 「教室の雰囲気が合わないので・・・」
例: 「レベルが合わないと感じたので・・・」
例: 「レッスン費が高いので・・・」
など本心をぶつけます。相手にしたら、どこが気に入らなかったのかわかるのでとても参考になります。親としては、その切り返しの言葉や提案によって再検討する場合もでてくると思います。
断り方3 見送り型
これは、正直型に近いのですが、
例: 「申し訳ございませんが、子供の気持ちがあやふやなので、今回は見送ります。」
例: 「もう少し検討させてください。」
などと、結論を先延ばしにする言い方です。
断り方4 責任転換型
本当の事を言うと相手を傷つけてしまうかもしれないと遠慮がちな方には一番おすすめのパターンです。
一番罪悪感が少ないし、相手側もどうする事もできないので簡単に引き下がってくれる人が多いと思います。
例: 「申し訳ございませんが、主人が反対しておりますので、今回は遠慮させて頂きます。」
例: 「もうしわけございませんが、子供が乗り気ではないので、今回は遠慮させて頂きます。」など
まとめ
どのパターン【型】を選んでも私はいいと思います。私は、正直型が一番好きだし誠意が伝わると思っています。
皆さまはどれを選びますか?
相手は断られ慣れていますので、安心して正直に誠意を伝えながらお断りするのが一番だと思います。