こんにちは
子供が頻尿になった時の備忘録です。
子育ては、トイレ問題非常にナーバスになる問題でもあります。
個人差があるからおむつのとれるのが速い子、遅い子様々です。周りでも頻尿になった子が何人かいました。
気づいたらトイレが近い!
上の子が年少さんの時(当時4歳)に、それは起きました。
- 5分おきにトイレに行く。
- 外出先でもすぐトイレと言い出す。
4歳ぐらいだと、1日4~8回ぐらいが平均らしいのですが、うちの子の場合10回以上行っていました。
保育園に通っていたのですが、保育園でもやや近めと先生もおっしゃっていました。おむつもとれてしばらくしてからの事でした。
やっとおむつもとれて楽になった時でもありました。
頻尿には、病気の場合と心因性の原因がある事がわかりました。
熱や痛みなどはないし、病院にも行きましたが、おしっこのタンクの大きさも問題ないので心からくるものだと。
4~6歳くらいの子供に多いとの事。
トイレに行ってもあまり出ていない様子。
この頃から夜尿症(おもらし)もするようになりました。
その頃は、下の子にまだまだ手がかかる頃(下の子当時2歳)で、頭では上の子のケアを中心にと思ってはいたものの、なかなか実践できていなかったのかもしれません。
トイレも「おしっこ~」と言われても
「早く行ってきてね~」
なんて言ってしまっていました。(悪気なんて1ミリもなく)一人でトイレまで行かせてしまう状況だったのです。
子供の頻尿を治すきっかけになったこの本
そんな時に出会ったのがこの本でした。
あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛 単行本(ソフトカバー)
本吉 圓子 (著)
事例がのっていて、現実にはないような事も多かったのですが、子供に対して
「甘えさせてあげる事」の意味がなんとなくわかった気がしました。
消して「甘やかす」のとは違うのです。
忙しくてもかわいいわが子の為に愛情を注ぐ大切さを改めて気づかせてくれる良書だと思います。
実は、頻尿は子供のSOSだった
共働きでバタバタと仕事をして帰ってきてから休む暇もありませんでした。
子供にご飯を作って食べさせて・・・なんてバタバタしていると、なかなか心の余裕なんてできなくなってしまいがちです。
忙しいのを言い訳にして子供と向き合ってなかったと反省しました。
「抱っこして~」
と言われても「ちょっと待ってね」とか「○○してからね~」とか待たせてばっかり。
子供に甘えさせる時間が足りてなかったのかもしれません。
子供の気持ちに寄り添えてなかったのかもしれません。
そんなSOSに気付けた事が今思えばよかったです。
本を読んでから変えた事
- 意識的に上の子との時間をとりました。
- トイレには付いていく。(暗い廊下を一人でトイレに行くのは、怖かったのかもしれません。)
- 「また、トイレ~!?」とか絶対に言わない。
- 「トイレ~」と言われたら何も言わずに快く応じる
- 抱っこをたくさんしてあげる
などなど・・・
一人でトイレに行かせていた事をとても反省しました。我が家トイレは長い廊下の一番奥にあったので・・・
心因性の場合は、親も焦らずとことん付き合う
親が「またトイレ~」とか「またもらして~」とイライラして焦っても治りません。
大らかな気持ちで、子供にとことん付き合ってあげましょう。
心因性の場合、病院に行っても「様子を見ましょう。」言われました。
子供のSOSで何に不安になっているのか、原因がわからなくても日々の生活の中で安心させてあげる事は
できます。子供の気持ちに寄り添ってみてください。
我が家の場合、トイレに一緒に行ってあげたりあまり「またトイレ~?」なんて言わなくなって
抱っこを意識的にしたら、いつの間にか不思議と治っていました。
親も忙しさにかまけていないで、子供に寄り添う事、ゆったりとデンと構える大らかさが大切なんだと感じた子供の頻尿でした。