家を買ったら転勤するという話は、よく聞きます。
私わが家も通勤に1時間以上かかるから、少しでも会社の近くに引っ越そうと土地を購入し新築しました。
しかし、半年もたたないうちに転勤して通勤時間が減ることはなくなり、むしろ増えました・・・。
そして、時を同じくして私の友人もマンションを買った瞬間に転勤の辞令が出て、単身赴任へ。
実際に、家を買ったら転勤てあったんです。
転勤があると家族にも影響がでます。
そして、人生にも影響がでるから怖いものです。
だけど、サラリーマンで生きていく限り、転勤できませんとはなかなか言いにくいところです。
旦那が、期待されているとわかれば応援したいものです。
子どもが小さいうちは、引っ越すことも視野に入れて考える事ができますが、ある程度になると学校の問題もからんで簡単に家族まるっと引っ越しますという事もできなくなります。
家族中の問題なのです。
じゃぁ、何で家を買うと転勤になるのか?
家を買えば、住所変更で、会社に届出もだします。
だから、総務や人事の人はわかっています。上司だってわかっているはずです。
でも、家を買うと転勤するってよく言われるのはなぜでしょうか?
家を買ったんだから考慮してよ~と言いたい所ですが、会社はなかなか個人の私生活まで考慮できません。
その人の経験や能力によって、配属を決めるでしょうし、若いうちにスキルアップさせたくて転勤させる場合もあります。
もしくは、新規開拓のために経験者を送り込む場合もあります。
転勤するかしないかは、ある程度入社した時からわかっているはずです。
地域密着の地元の会社ではなく、全国展開しているような大きな会社だと転勤て、つきものだと思います。
銀行やMRなど取引相手との癒着の心配があるような職業だと、何年に1回は必ず転勤すると決められているところもありますよね。
仕事の内容によっても全国どこでも飛び回って、仕事するしかないのです。
家を買うと転勤するっていう話はありますが、結局はタイミングが重なっただけでしょう。
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会社は、社員が家を買って得することとは?
だって、会社にとって社員が家を買って得することってなにかあるのでしょうか?
- 住宅ローンを組む人が多く、お金が必要だから辞めにくくなる。(安定雇用)
- 住宅手当の規定によっては払わらなくてよくなる
ぐらいではないでしょうか?
あまり、メリットがないですよね。それよりも、いい意味で、会社の発展の為に転勤させて働いてもらった方がメリットがあるという事のあらわれだと思います。
転勤の可能性がある人にとって、住宅購入こそがリスクになる
転勤族は、家は持たないという考え方の人が多いですが、たまに転勤があるかもしれないというレベルの会社だと住宅購入を考えますよね。
うちがまさしくそうでした。
まさか、新築してすぐに転勤になるなって思ってないのですからね。
子どもが入学するまでには、持ち家に住みたいと考える人は多いです。
でも、一般的でキャッシュで買える人は少ないので住宅ローンを組むことになります。
家を買うリスクというのは、
- その場所に一生住み続けるという事を決めること
- 住宅ローンを組むこと
- メンテナンスが必要なこと
ぱっと思いつくだけでもこんな感じです。
転勤になってしまったら、
- 2重生活になる可能性がある→お金がかかる。
- 家を買っても住めない
というリスクもあります。
単身赴任は、経験しましたがやはりお金がかかりました。いろいろ問題もでました。
転勤の可能性があるなら住宅購入にこだわらなくてもいい
転勤の可能性があるなら住宅購入にこだわらなくてもいいと思います。
住宅ローンを組めば利息がかかります。借りたお金よりも多く支払う事になります。
例えば、金利1%で35年ローンしたとします。1000万借り入れたら1180万の返済になります。
180万円も余分に払う事になるのです。(今は低金利ですが、今後どうなるかわかりませよね。金利が上がれば返済も固定金利ではない限り、増えます。)
予測不可能な転勤がある方は、ライフプランがたてにくいです。
それならば、頭金をためてキャッシュで買うぐらいのつもりで、落ち着いた時に住宅を購入する方がいいと思います。
住宅を購入してしまったから思う、身軽さがうらやましいです。
ひと昔前だと、自分の家をもって一人前なんて言い方もされてきましたが、時代は変わっています。
フレキシブルに動ける身軽さってとてもいいと思います。
仕事だって、安定してずっと働き続けられるという保証もないですし、いつ何が起こるかわからないのが人生です。
転勤があるなら、あるで知らない土地で楽しみたいです。
単身赴任をしてもらって週末婚でもいいと思います。
私は、次転勤があったら一緒に行きたいと思っています。子どもに反対される可能性はあるので、そしたら要相談ですけどね。
最後にまとめ
家をかったら転勤するというジンクスは、実際にあるから怖いといいましたが、人生におけるタイミングが重なることがあるということです。
人生何がおこるかわかりません。人生に絶対なんてないんだ、と最近わかりました。
転勤で大変ですが、得るものも絶対あると思います。
前向きに楽しんで欲しいと思います。応援しています。
もし、絶対転勤が嫌だという場合は、転勤族の人とは結婚しない方がいいです。
だけど、結婚する時って、この人と一緒にいたいから絶対結婚する!って、ハイテンションの中で選ぶわけですから、転勤の可能性まで考えられている人って正直少ないと思います。
もし、考えてなかった。という人がいたらどうしたらいいのか、今の生活環境や一緒にいくのか、単身赴任をしてもらうのか、本気で考えて乗り越えていくしかないですね。
転勤族でも幸せな家庭を知っています。あなたも幸せに暮らせますように。